名古屋市内には約200基の古墳が確認されていますが、市内守山区の志段味地区にはそのうち66基の古墳があり、7基の古墳が「志段味古墳群」として国の史跡に指定されました。
アクセスは自家用車で「しだみ古墳群ミュージアム」に駐車するか、JR中央線の高蔵寺駅から、あるいは大曽根から「ゆとりーとライン」の上志段味バス停又は新東谷橋バス停下車し徒歩で「しだみ古墳群ミュージアム」に向かいます。
「しだみ古墳群ミュージアム」には資料館と売店、レストランがあり、ここを起点と終点に古墳見学します。
しだみ古墳群ミュージアムHP
周辺は公園に整備されており、歴史マニアの方だけでなく、散歩する人や家族連れが遊びに来ています。
今回は、石室の見学ができる「東谷山白鳥古墳」、最も大きい「白鳥塚古墳」、古墳時代当時の姿を復元した「志段味大塚古墳」などをめぐります。
古墳マップ
各古墳は庄内川の段丘の上にあり、できた当時は遠くからも存在がわかるようになっていました。
東谷山白鳥古墳石室
東谷山白鳥古墳は、円墳で石室が保存されており、徒歩15分くらいで行けます。
石室の照明と音声ガイドは自分でスイッチを入れるので、消し忘れに注意しましょう。
白鳥塚古墳
白鳥塚古墳は地域で最大の前方後円墳で、木々に覆われていますがその形はよくわかります。
後円部分から石英が大量に出土し、墳頂部分が石英でおおわれていたことが想像されます。
志段味大塚古墳
志段味大塚古墳は、長さ3.5mの木棺のほか副葬品や埴輪が大量に見つかっています。
古墳時代の姿に復元してあり、往時の様子がよくわかります。
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