中山道妻籠宿を出て馬籠宿に向かうと、すぐに立派な家並みが続く集落に出る。
大妻籠の集落だ。
長野県南木曽町にある大妻籠地区は、妻籠宿保存地区内の一地区で、街道端に袖卯建をもつ出梁作りの民家が軒を並べる。
場所は妻籠宿の街並みから少し離れており、中山道はここを過ぎるとひっそりとした山道になる。
江戸時代の建物の民宿もあるので妻籠でなく大妻籠で泊まるのも面白い。
大妻籠の民家
「上久保の一里塚」跡から山道に入るとクマよけの鐘が随所に配置してある。
「男滝」すぐ近くに「女滝」がある
馬籠峠まで山道は続く
一石栃立場茶屋(地本の方がボランティアで旅人にお茶をふるまってくれる)
尾張藩の白木改番所跡
馬籠峠を越えると道は長い下り坂になる。.
恵那山を望む
馬籠宿入り口からは美濃の国が望め、長かった木曽路が間もなく終わることがわかる。
馬籠宿桝形
岐阜県中津川市にある中山道馬籠宿は何度もの大火で古い建物は残っていないが、美濃の国を望む木曽路最南端の宿場であったことを活かし、町おこしで街道筋の建物を宿場風にした飲食店や土産店が沢山出店したことが当たり、多くの観光客の呼び込みに成功した。
今では、結婚式の写真を取るためだけに訪れるカップルもいる程のインスタ映えスポットとして人気がある。
馬籠宿を過ぎ、舗装された道を下り続けると、民家の前に「これより北木曽路」の碑がある。あとは落合石畳を歩けば落合宿も近い。
「これより北木曽路」の碑
・清水屋資料館 HP
・馬籠脇本陣資料館 HP
・藤村記念館 HP
・中津川市公式サイト HP
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