子供から年配者まで楽しめる「かかみがはら航空宇宙博物館」

岐阜県

かかみがはら航空宇宙博物館は、岐阜県各務原市、航空自衛隊岐阜基地に隣接する空と宇宙の博物館です。
人類が地面から離れ、空へそして宇宙へ飛ぶという夢を実現してきた歴史を、実機や原寸大模型、シネマ映像、シミュレーションなどを利用して、できるだけわかりやすく楽しく学習できる施設となっています。
屋外には初の国産旅客機YS11や哨戒機、救難飛行艇、輸送ヘリコプターなどの展示や、子供向け遊具が設置してあり、航空自衛隊基地に爆音を響かせながら離着陸する戦闘機をすぐ近くに見ることができます。

有料の館内に入ると、まず航空機と航空機生産の歴史の部屋
ここには世界で最初の動力付飛行機と各務原工場で量産された最初の飛行機が展示してあります

続いて戦前から戦中にかけての航空機開発の部屋
第2次世界大戦後期に開発され、各務原で3000機生産された名機「飛燕」の実機と、岐阜で初飛行した世界的名機「零戦」の実物大模型が展示してあります。

次は、広い会場の戦後の航空機開発コーナーです。

自衛隊が導入した当時は「最後の有人戦闘機」とも言われ、その姿はまるで鉛筆のような「F104J」や、練習機、実用機、実験機など20機(日本最多)が年代順に並んで展示してあります。
ここでは、見学するだけでなく映像やシミュレーターで楽しみながら空を飛ぶ仕組みを学ぶことができ、日曜にはコクピット体験もあります。

 

 

2階は宇宙エリア。宇宙開発の歴史を本物や実物大の模型を使って解説しており、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」は、実物大で内部までリアルに再現しています。宇宙船の中の個室も公開しており、興味は尽きません。


宇宙船内個室とトイレ

「かかみがはら航空宇宙博物館」は、駐車場無料、無料の屋外展示、施設内にしては割安な料金設定のレストラン、当日内であれば何度でも再入館可能、割安な「あいち航空ミュージアム」との共通入館券発売など、利用者の立場に立った施設運営が感じられます。

かかみがはら航空宇宙博物館HP

 

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