飛騨金山にある独特の古い街並み「筋骨めぐり」を楽しむ

飛騨金山筋骨めぐり 岐阜県

岐阜県の飛騨金山は、江戸時代には天領・郡上藩・苗木藩・尾張藩の境にあり、飛騨の玄関口として栄えた飛騨街道の宿場町です。
筋骨と呼ばれる網の目のように入り組ん細い路地が、独自の特色ある街並みとして今も残っています。
また、縄文ミステリーを秘めた古代巨石群があり、たまに筋骨めぐりと合わせた探検ツアーが組まれます。
近くにある天下の三名泉「下呂温泉」とセットで訪れてはいかがでしょう。

料理用のためウナギをここのきれいな水にしばらく置いた

街の一角にはこんな光景も。ここで野菜を洗ったり、料理のためウナギをここのきれいな水にしばらく置いたりしているようです。

飛騨金山ってどんなところ?

飛騨金山は、美濃の国にあったが、飛騨の玄関口ということで飛騨金山と呼ばれた。昭和の大合併で飛騨地域の益田郡に組み入れられ、さらに平成の大合併で同じ益田郡の下呂と合併した。
江戸時代には天領・郡上藩・苗木藩・尾張藩の境地にある飛騨街道の宿場町として栄え、独特の街並みを形成した。
アユ釣りで有名な馬瀬川と飛騨木曽川国定公園があり、下呂温泉も近いが残念ながら金山を訪れる観光客はほとんどない。(名古屋からJR高山本線の特急ひだ号で約2時間)

筋骨(きんこつ)ってなに?

飛騨金山には、細い路地が町中に迷路のようにからみあっています。
飛騨地方では、町中に網目のように広がるこの細い路地を、人の体の筋と骨に例えて筋骨といいます。表通りの旧飛騨街道沿いには袖壁の古い商家や旅館が残り、その横の路地から裏側へと筋骨が広がっています。

用水と筋骨

筋骨めぐりを動画で紹介

実際に飛騨金山の筋骨めぐりを体験するべく、まるで迷路のような路地裏を探検してきました。
その時の様子を飛騨金山の街並みとともに動画で紹介しています。まるで毛細血管のように左右に広がる路地、飛騨街道の袖壁のある家並み、廃業してしまった銭湯が無料で公開されていたりとマニア心をくすぐる楽しい街並みを「ツナッチ」オリジナル動画でお楽しみください。

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