岐阜県恵那市の中山道大井宿から大湫宿の間は、中山道で唯一江戸時代の街道歩き実感することができます。
道中は一里塚が3か所(いずれも現存する)あるほど宿場間が長く、「十三峠に七つのおまけ」と言われたように、越えても越えても峠が続く体力的に厳しいコースです。
しかし、当時の人が歩いたペースや体力に合わせて、厳しい坂には馬頭観音が旅人を
見守るなか水場が残り、峠の山頂には一息ついた茶屋跡があります。
大湫宿は、国道や鉄道が通らなかったため、昔の宿場の雰囲気を残したさびれた集落でしたが、地域の方が熱心に保存活動をおこない、古びて傷んだ建物を修理したり、宿場案内の拠点にしたりして大湫宿のPRに活用しています。
本陣は残っていませんが、脇本陣と問屋場は現存、高札場も復元されています。
中山道のハイライト 大井宿から大湫宿を行く
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