重要伝統的建造物群保存地区「岩村藩城下町」「岩村城」で歴史を感じる

岐阜県

今回は、日本三大山城「岩村城」と重要伝統的建造物群保存地区「岩村藩城下町」を紹介します。

中世の山城跡「岩村城」

岐阜県恵那市にある岩村城(岩村城跡)は、日本三大山城で日本百名城にも選定されている山城で、六段壁をはじめとする石垣が有名です。
一時期、織田信長の叔母「おつや」が城主をつとめたことから「女城主」の里として売り出しており、200年以上の歴史を持つ地元の岩村醸造が作る清酒「女城主」や、同じように200年以上変わらない製法を今に伝える、松浦軒本店の「カステーラ」はお土産に大人気です。

岐阜県東部の中央本線恵那駅から明知鉄道の終点「岩村駅」下車、重要伝統的建造物群保存地区の城下町を抜けて、徒歩1時間程度で登城口まで行けるので、ゆっくり城下町を散策されることをお勧めします。

 

城への道

最初は変化に乏しく、ダラダラと登り続けるが、「一の門」を過ぎると「土岐門」「畳橋」「三重櫓」「大手門」跡が次々現れる。

 

岩村城
六段壁

急峻なため六段に積まれた石垣で、一番の見どころ

所在地: 〒509-7403 岐阜県恵那市 岩村町城山

岩村城跡 – 恵那市観光協会

城下町

岩村は江戸時代には岐阜県の東美濃地方の政治・経済・文化の中心として栄えた城下町で、明治維新後の一時期、岐阜県ができるまで岩村県の県庁が置かれたことがあります。
町内には江戸時代から続く老舗が何軒もあり、歴史的建造物として認定された建物が200戸以上現存し、今も人々が生活しています。勝川家や木村邸、土佐屋、柴田家など一般公開されており、町内には天正時代(1500年代後期)に作られた4本の疎水が、各家庭の庭や道路脇に流れています。
また、町内を東海自然歩道が縦断しており、「農村景観日本一」の展望スポットはテレビ番組で紹介されました。
農村景観日本一HP

天正疎水

城下町

城下町内のおすすめ店

岩村の城下町へ実際に行ってみて、これは美味しいと感じたお店やお土産を紹介します。

かんからや(城下町)

かんから餅は、地元産のもち米100パーセントのお餅で、あんこやきな粉を山ほどかけてくれます。とてもやらかくておいしい。店内で食べる素朴なうどんもお値打ちでおすすめです。

あまから(城下町)

恵那駅前の五平餅屋さん「あまから」本店の暖簾分けです。団子を3つ串に刺した形の五平餅で何本でも食べられますが、その分支払い額は多くなります。

うどん処みつば(城下町)

古民家を改装したお店です。ちょっと洒落ていて混んでますが、とてもおいしいうどん屋さんです。

松浦軒(城下町)

江戸時代からの製法を引き継ぐカステーラのお店で、岩村お土産の定番です。

岩村醸造(城下町)

清酒「女城主」で有名ですが、私はアルコール度が20度以上あり発泡してしている濁り酒が好きです。

城下町から岩村城まで歩いた様子を動画で紹介

伝統的建造物が200軒以上連なる江戸時代の面影を残した岩村の城下町は見所も沢山。400年前に作られた天正疎水は街中に4本あり、この街の見所のひとつとなっています。岩村城下町から岩村城までの道のりを「ツナッチ」オリジナル動画でお楽しみください。

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