あっちこっちにあっちっちの温泉が出る「下諏訪宿」を行く

長野県

和田宿から21.6キロ 塩尻宿へ11.4キロ
人口1345人 家数315軒 本陣1 脇本陣1 旅籠40

長野県下諏訪町にある中山道下諏訪宿は長野県下諏訪町の中心部、中山道と甲州街道が合流する辺りにある。
東に難所の和田峠があり、しかも距離も長いので歩き通すのであればゆとりをもって計画したい。
中山道唯一の温泉地で、町中いたるところから熱い温泉が湧き出る。

児湯

行く人来る人で大変栄えた宿場だ。
また、諏訪大社下社の門前町でもあり、甲州街道の終点でもあった。
諏訪大社は出雲大社と関りがあり古い神社で、茅野市に上社前宮と上社本宮、下諏訪町に下社春宮と下社秋宮の4か所に境内地があり、フォッサマグナ(大地溝帯)と中央構造線の交わる活断層のあたりにあることからパワースポットとしても有名だ。

下社春宮

万治の石仏

下社秋宮

諏訪湖畔には茅野市の上諏訪温泉に大規模ホテルが集中しているが、下諏訪には繁華街はなく、こじんまりとした宿と、多数の共同浴場がある昔からの温泉地である。
共同浴場は朝から営業しており料金は260円前後、三か所の入湯料とタオル付で700円の「三湯めぐり」チケットを観光協会で販売している。
泉質は少しづつ違ういお湯はどこも熱いが、ふろ上がりにはとても体が軽くなる。
本陣が現存しており一部を公開、2軒の脇本陣は旅館として営業している。

宿場街道資料館では無料で旅籠を公開

しもすわ今昔館おいでやHP
諏訪大社HP
下諏訪観光協会HP

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