中山道奈良井宿を歩く

長野県

長野県塩尻市にある中山道奈良井宿は「奈良井千軒」と言われ、木曽路で最も繁栄した宿場だったが、現在は300軒程の家並みが残るのみである。それでもコロナ以前の休日は大勢の観光客でにぎわっていた。


二階を少しせり出した出梁づくりと、くぐり戸のある大戸のある家が下町・中町・上町と保存地区に指定されている。
下町と上町の家は幅が狭く、中町の家の間口が大きいのは、中町には非課税の役人が住み、下町と上町は間口の広さで課税された一般人が住んでいたためらしい。


背に鳥居峠を控え、旅人の喉を潤した水場や道中安全を祈る石仏が残る。
御岳遥拝所の鳥居がある「鳥居峠」は、中山道からは見ることができない御岳山が望める。ただし、クマよけの鈴だけは身につけた方がよい。(8月17日現在通行止め)

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