中山道

長野県上松町にある上松宿は木曽の木材で栄えた町で、森林鉄道で山から木を運び木曽川を利用して海まで流す集積地で、今も貯木場にはたくさんのヒノキが積まれている。 木曽山中の赤沢美林は森林浴発祥の地で、ヒノキの森の散策や森林鉄道に乗車して観光で...

長野県木曽町にある中山道木曽福島宿は、戦国時代は木曽氏の城下町、江戸時代は尾張藩木曽代官山村氏の陣屋が置かれた木曽地方の政治の中心地であった。 木曽川右岸には家臣が、左岸には庶民が暮らし、街道は谷が最も狭まった場所に関所を設けて、旅人（特...

鳥居峠も下りに差し掛かると、藪原の街並みを見下ろす「丸山公園」に着く。下り坂をどんどん進むと徐々に家並みが現れ、中央線をくぐると長野県木曽町にある中山道藪原宿の町に入る。 幕末期、藪原では櫛の生産が盛んで、宿内の７割に当たる２７０...

国道から「巴が淵」の案内に従って右の道を行く。木曽川は大河だが、この辺りはまだ川幅も狭い。 長野県木曽島にある中山道宮ノ越宿の入り口に木曽川にかかる橋がある。橋から見える「巴が淵」は木曽川が巴状？になって渦を巻いているからとか、木曽義...

長野県塩尻市にある中山道奈良井宿は「奈良井千軒」と言われ、木曽路で最も繁栄した宿場だったが、現在は３００軒程の家並みが残るのみである。それでもコロナ以前の休日は大勢の観光客でにぎわっていた。 二階を少しせり出した出梁づくりと、くぐ...

「これより南　木曽路」の碑　桜沢間の宿の近く　国道１９号に隠れるようにある 塩尻市内を流れる奈良井川に注ぐ桜沢（境沢）に、一つの橋がかけられている。この橋は、尾張藩と松本藩との境に当たり、「お境橋」と呼ばれた。 「是より南木...